2013年 05月 19日
唯一の母の日プレゼント
月日の経つのは早いもので母が93歳で亡くなってから3年も経つんですね~~
私は取り上げて母の日に母にプレゼントをした覚えが無くい。少しでも会いに行って顔を出す事が親孝行だと思っていたのでケーキでお茶のみくらいだったと思う^^
でもある時大きな薔薇の鉢が咲き誇っていたので思わず母の日のプレゼントに買ってしまった。
大きいので母も喜んだと思うが、なんせ認知症12年のベテランだったので直ぐ忘れる。
大きな鉢を貰って同居の義妹は扱いに苦慮したみたい^^
その頃煉瓦で花壇づくりに凝っていた私は玄関の横に半日かかって煉瓦をセメントで固めて花壇を作ってあげた。道路で泥まみれの私に通りすがりの人が「女の左官屋さんですか?」と興味深々^^
その薔薇は義妹の手厚いお世話でどんどん大きくなって2階まで届いて咲き誇っている。何年後には築60うん年の古家を覆い尽くして薔薇の館になるかもしれない
私が顔を出すと母はまるで常人の様に「あら、カコちゃん来たの、お茶でも飲んで行ったら^^」と同じセリフ・・・そして「帰るね!」と言うと「もう帰っちゃうの、淋しくなっちゃうわ!」とそれも毎回同じセリフ。
足が悪くて認知症の母は歩きながらいつも「あぶない・・あぶない・・・」とつぶやいていた。最近自分が同じように転びそうになると「危ない危ない」とつぶやいているのに苦笑する。
by jikansouko
| 2013-05-19 05:29
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