2011年 04月 05日
不思議な焼き肉屋さん
12,3年ほど前に、面白い焼き肉屋さんと言うので池袋で映画を見た帰りに初めて寄りました。
その日は着物でしたが2kくらいのヒレの塊がテーブルの七輪の上に乗っていたのを「手で両脇を持って齧って下さい」と言われて、ライオンの様にかぶりつきました。
生のヒレ肉は、私の歯でも充分噛み切れて、野生に戻った様な感じがしました。
その後2度ほど行きましたが1日1客が決まりの様です。
名物ご主人が最初から最後まで、ウンチクを話し、なんだか錯覚の中で食事が終わります^^
脂の無いヒレ肉は煙が出ないので臭いが付きません。
私がいつも思うのは、このご主人に長年(46年)着いて来た、平凡な感じの奥様の事・・・
大変だろうな~~と思う反面、きっと観音様で大きな手の中に乗せて眺めている慈悲深さを感じます。
何年振りかでお会いした彼女は昔のまんまでした。
昨日は夫婦5組で行きました。埼京線板橋の駅前のロータリーは桜が咲き始め、目の前に近藤勇のお墓があります。
お店の方に基順があって、ビール無し、ワインは自家製のワイン、トイレは小さくて昔風、煙草は外に出て吸う事。
政治家、官僚、芸能人など有名人が来ると言うのがお話の軸^^
「コニシキが来たらトイレ入れないはね?」と言うと。勿論コニシキも来たそうです。
「駅のトイレに行って貰う!」って・・・返事でした。
なんで名前が 「基順館」 なのかと思っていたけど、お店の基順にお客が合わせるからかな?
って、思いました。
by jikansouko
| 2011-04-05 09:33
| 東京グルメ