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 現在・過去・未来・・・いつの間にか溜まってしまった消えた時間。ここは時間の倉庫です。  


by 下町古娘

綺麗な肌は七難隠す

こんな諺ありませんでしたかしら?

今日母の施設で、母の傍に座っていた方が
「お母さんですか?綺麗な方ですね~」
「お幾つになられますか?」
「93歳になります^^」・・・と私
「あら~それでは、私の方が少し上ですね~100歳だから」

面白い会話でしょう~~でも。事実なんです^^
彼女の会話を聞いていると、いつも相手を気遣ったり、誉めたりして、挨拶をきちんとなさる。
1番元気で車を押して自分の事は自分でする。

100年間の生活が伺えるような気がします。人を立ててて暮らしてきた…
自分の事はしっかり見つめながら生きて来たのだと思います。
100歳になって相手の立場で物が考えられるのは凄いです!

8年くらい前ですから、81~2歳の時、惚け初めでも美容院に行っていた^^母作のセーター
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母は薄幸な人で苦労人です。でもどこか気位が高く偉そうです。
人見知りが強く内弁慶ですが、唯一彼女の自慢は色白で肌理の細かい肌です^^
特別な事をした訳でも無く、化粧水は資生堂、口紅を付ける程度でした。

鼻筋が通っておちょぼ口・・・「下駄屋の〇ちゃんや、お寺の△さんから恋文貰った!」
あまり語らない人でしたが時々言ってました^^
17歳くらいで父に見染められて~陽気な末っ子の父には泣かされ、息子を二人亡くして
残ったのは私と弟の二人だけ(この二人が出来が良い@^)ぷっ

彼女が苦労の連続の中で強く生きてこられたのは、肌が綺麗と言う自信だけでした^^
あの人にとっての七難は困難の難!その難を隠して惚ける前までお洒落で生きてこられた。

人様が誉めてくれると「あら、そう・・・」
私が「お母さん肌が綺麗ね~」と誉めると「昔からよ!」と言い放つ


私?それがね~肌も顔も父親似、丸い鼻に大きな口。母の悪い所を貰って短足胴長。。。
そして母親譲りの偉そうなところ041.gif
by jikansouko | 2010-06-14 22:50 | 愛物語