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 現在・過去・未来・・・いつの間にか溜まってしまった消えた時間。ここは時間の倉庫です。  


by 下町古娘

伊予簾

今日の茶道は茶通箱の勉強・・・お免状があっても何一つ複雑なお勉強はしていないので初めての体験に等しい。

茶花は金水引に、紅さんご・・・
お軸は「尽く不言の中」私達には心痛い言葉^^

丸卓、黄瀬戸胴じめ水差し

中興名物、伊予簾の茶入れ・・・形が小ぶりで釉薬のタレが青く可愛らしい。
所以の恵慶法師の和歌「逢う事はまわらに編める伊よ簾いよいよ我を侘びさするかな」

恵慶(えぎょう)法師
百人一首
八重葎(やへむぐら) しげれる宿の さびしきに
     人こそ見えね 秋は来にけり


伊予簾_b0181457_13151352.jpg

※名物茶入れを忠実に再現し、仕服もその茶入れに添っていた物を再現しています。※この茶入には伊予簾裂仕服が添えられています。裂地は正絹で柔らかく、中綿入りです。篝糸も滑りが良いです。蓋は象牙です。☆寸法高さ7.2cm  胴径5.6cm 蓋径3cm 伊予簾仕覆(正絹)付  説明書付 共箱★ますや茶店、増田がサポートしています。●伊予簾(いよすだれ)釉の筋模様を簾の景色と見て、小堀遠州が『詞花集』の恵慶法師「逢う事はまわらに編める伊よ簾いよいよ我を侘びさするかな」を引いて命銘したものという。伝来は、小堀遠州〜小堀和泉守政恒〜土屋相模守政直〜松倉佐渡守〜土屋家〜松平伊賀守〜赤星家〜後藤安太郎〜昭和美術館。仕覆は、伊予簾緞子、紺地橘紋金襴、萌黄地造土金襴、白地龍詰。
by jikansouko | 2014-07-29 13:15 | 今の時間