現在・過去・未来・・・いつの間にか溜まってしまった消えた時間。ここは時間の倉庫です。  

by 下町古娘

使用済核燃料の処分

先日TVで放映していました。「北海道幌延町」「独立行政法人 日本原子力研究開発機構」の研究施設…と行っても、地中に高レベル廃棄物を最終的には埋めたいんでしょうね~~研究施設に600憶円ですって~
町の人「子供達に綺麗な施設作ってあげたいし・・・」90億?って言っていたかしら?
福島の人達は安全神話・・・まだ信じられた時代だったんでしょうね。でも、あの結果を見ても「子供達の施設が・・・」の論理になる人間と言う摩訶不思議な生物に、日本は流れるままに進んで行くしか無いのかな~~って思ってしまいました。
菅総理が変わったら(もう変わるの気配で泊原発動かして居るのですもの)なし崩しに元に戻って行くのかしら・・・でも、国民は良い所取りで菅総理を支え無かったのですから、国民の選択なんでしょうね。

それでは、実態として使用済核燃料の処分はどうなっているのでしょうか?

原子炉から出た使用済核燃料は、まず原発敷地内の貯蔵プールで4年~5年間冷却した後で再処理することになっており、平成20年度末で200リットルドラム缶に換算して62万4,309本(保管面積にして約74万平方メートル)の使用済核燃料が、それぞれの原発敷地内の貯蔵プールで保管されています。

それぞれの原発敷地内における貯蔵量の限界が迫っている使用済核燃料は、各地の原発から、茨城県東海村の日本原子力研究開発機構の再処理施設および、青森県六ヶ所村の日本原燃の再処理事業所(再処理工場はまだ試験運転の段階)へと搬送されています。

平成20年度末現在、東海村の再処理施設には、200リットルドラム缶に換算して81,913本の使用済核燃料が、六ヶ所村の再処理事業所には、200リットルドラム缶に換算して22,375本の使用済核燃料が保管されています。これらはいずれも、「燃料プール」と称される施設に入れられています。

また、処理しきれない使用済核燃料を、一時的に(最長で50年程度)保管するための「中間貯蔵施設」(リサイクル燃料備蓄センター)が青森県・むつ市に平成24年に開設される予定になっています。

この施設は、建屋2棟(1棟の敷地面積は約7,800平方メートル)に最大5千トン(金属キャスク288基分)の使用済核燃料を貯蔵する計画ですが、その後の搬出先については目途が立っていない状況です。

つまり、現状では、再処理サイクルが未完成のため、廃棄物の循環が止まっている状態になっており、それぞれの原発敷地内の保管場所で溢れた使用済核燃料を、「“再処理施設”という保管場所」へ引越ししている状態になっています。

一方、原発のメンテナンス時に発生する、作業に使用した手袋などの低レベル放射性廃棄物は、ドラム缶の中にセメントで固められて、それぞれの原発敷地内にある保管施設で貯蔵されます。

原発敷地内の保管容量が限界に近づいてきたため、その中の一部が、六ヶ所村にある「低レベル放射性廃棄物埋設センター」に運ばれて埋設処分されています。


☆高レベル放射性廃棄物の最終処分場の研究施設
「独立行政法人 日本原子力研究開発機構」の研究施設が、北海道幌延町(幌延深地層研究センター)と岐阜県瑞浪市(瑞浪超深地層研究所)に建設され、高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)を最終処分(深さ300メートルよりも深い地層への埋設処分)するための研究開発が行なわれています。この施設は、あくまでも研究目的とされていますが、現在、岐阜の施設で地下460メートル程、北海道の施設で地下250メートル程の深さまで坑道を掘削するなど規模が巨大です。
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地層処分のイメージ
画像は原子力発電環境整備機構さんよりお借りしました。

今後研究を進める中で、実際に高レベル放射性廃棄物が地中に埋設される可能性は否定できません。そうなると、このまま最終処分場の候補地が見つからず、高レベル放射性廃棄物の行き場がなくなった場合に、恒久的に埋設され続けることも想定されます。 (毎日新聞2010.6.13 「地層処分PR施設完成 幌延に広がる不安」)

いかがでしょうか?プルトニウムなど半減期の長い放射性物質が無害化するまでには10万年の単位がかかります。
人間の歴史はたかだか5000年程度程度です。今、作り出す廃棄物を我々の子孫は10万年管理する必要があるのです。何回、国家が勃興すスパンなのでしょう。あの中国の歴史が20万回です!
明らかに、「原発は安い」というのは騙しです。この廃棄物の管理だけみても、コスト計算に入っていないのは明らかです。

原発の持つ、化け物のような廃棄物処分の負荷は、国家レベルの騙しの粉飾決算で別立てになっているのです。つまり、原発のコストは天井知らずとなります。

普通に経済的理由からだけでも、原発はあってはならないのです。
そして、やはり子孫に、100万年も抱えなければならない負債を増やしてはいけないと思うのです。
(メルマガ るい より)
by jikansouko | 2011-08-17 11:41 | 時代