2010年 08月 26日
いけない・・・いけない
発想とか計画性とかのほどでも無く・・・
ともかく最初は口に入れてもらうこと・・・どんな方法でも・・・と
思って初めても、それが少し可能になると少し次の段階への焦りや迷いが出てくる。
明日から施設にお世話になるのだから、少し食べさせる事の練習・・・と考えてしまう。
飲み物は何種類か目の前に並べておくと飲む、尿もだいぶ出るようになった。
食べる物もチーズを増やしてみたら、1,2個食べる。ゼリーを食べさせたら3口食べた。
が、おかゆなどは勧めても口をつむぐ。
認知症は勘が良いのか、血液の循環を良くする薬をウィダーゼリーに混ぜて食べさせていたが、リンパ腫は余り血の循環を良くすると全身転移の可能性が出るというので、ゼリーにゼラチンの粉を混ぜて食べさせたら、食べない。。。
薬だからと言っても、心を見透かしているのか頑として口を開かない。
食べさせられる事に強迫観念でも持って居るようにスプーンが近づくと顔を伏せてしまう。
3週間食べていなくても本来の食に対する我儘が出て、なんでも食べましょうという姿勢には
なりそうも無い
命を繋ぐため、何でも良い、口に入れてくれたらが・・・社会性を何処かで求め始めている。
好きな物しか食べてこなかった後遺症はそう簡単に治らない・・・たぶん絶対だと思う。
認知症になってから成長する筈が無い。
目の前の好きな物をつまみながらギリギリ生きて行って頂くしか無いのか
ちょっと、イラッとしてしまった自分に、いけないいけない~のんびりのんびり~と言い聞かせる。
ま・・・原始時代やインドは手で食べているから・・・いっか
by jikansouko
| 2010-08-26 02:06
| 愛物語